「賢い母」より「素直な母」に
子育ての学びの場を親子二人三脚で
2児(中3男子、中2女子)の母 Oさん
子育ての学びの場との出会い
子供が中学校に入学して、その後子育てに不安を感じ、母親としてその自信を失いかけていた頃、教育委員会の方を通じ子育ての学習会というめずらしい「育児セミナー」を知りました。
この時、正直いって期待半分そして
「こんな会へ行ったってそんなに子供が良くなるはずもない」
と、半分否定的な所もあったのは確かです。小学校は素直で通ってきた子供の変わりように、私は悲痛な気持ちで参加しました。そして「なんでもやらねば頑張らなくては」と、10週間の子育て学びの場の学習を開始して間もなく、問題があるのは子供ではなく母親の私にあることに気づきました。愛情のかけ方の間違いで自立できない子、親と子の信頼感ができていないが為の反発。最後の結論を親が出し、主導権を常に握ろうとしていた私。ワァーっと熱いものが胸の奥底からこみ上げて涙が出てきた。
「そうか、解った!!」
子育ての学びの場で得た喜びと、今まで私が子供たちを、悪く悪く指導していたことに少し焦りのようなものを感じました。時間を戻せない、やり直しの効かない15年間の子育て・・・。
今日、この時から私が変わることしか術はないと解った時、夢中で本とテキストを読み何度も頭に入れ、実生活で少しでも役立てなければと心新たに決めました。
「二人の子供達、こんな母親でごめんねって。もっと早く子育ての学びの場と出逢っていたら良かったのに。でも今日から、肩の痛くない、しんどくない子育てに切り替えるわよ。びっくりしないでよ」

と、もうルンルン気分です。まず私の悪かったのは、子供の立場を理解してやれなかったこと、そして、子供にかまいすぎたこと。
「ああしなさい、こうしなさい。私がしてあげたわよ」
と、母親ずらして出しゃばりすぎたようです。もっと子供を認めてあげて、自信を持たせ賢いお母さんでなくっても、素直に自分を表現すれば楽だったのに。いいお母さんすぎたのです。子供には迷惑な話しです。
楽しくなった子育て
私は、体力には自信がありました。“寝る”ということはなかった様に思います。いえ、頭が少し痛くっても、おなかが少し痛くっても、子供の為にと頭をかかえ腹をさすりながら起きて、子供の喜ぶ食事の支度を欠かさない様に、間をつませ自画自賛していた所もあるのでした。でも、今は違います。 『I-メッセージ』を使うことで私も楽になり、子供たちに食事を任せれば力を合わせて上手に作ってくれます。『いい親』をしなくても、しんどい時は、
「しんどい」
と、子供に素直に甘えればいいのです。今までは子供の事でもすぐ私の問題にして、私が考え結論を出すという本当に困った私でした。クラブでのもめ事、勉強の仕方の強制。友達選びにまで口出しして、馬鹿げた話しです。誰とお友達にして頂いてもいいようなものなのに・・・。子供を認めていなかったからでしょうか。でも、もう『いい親』しなくてもよいと解った時から子育てが楽しくなりました。本当に二人三脚です。肩の荷が、すーっと降りて魔法にでもかけられた様に心にゆとりができ、寛大になり、悩みごとすべてなし?に近くなりました。

親子の親近感がより充実
先日、中三の長男が右の目の上を少し青くして帰って来ました。今までの私なら情けなくて泣いていたかも知れないし、本人を責めたかも知れません。でも、今回は違いました。『反映的な聴き方』ができ、感受性を働かせ、喧嘩の価値観を建設的な言動での受け答え。次から次へと役立つことの嬉しさ。長男も悪びれず反発するのではなく、始終素直に、ことの成り行きを話してくれました。今まで、おどおどしていた私がウソのようでした。まして喧嘩してきた長男を責めるのではなく、親子の親近感がより充実しました。今私は、家族の中で祖父より父親より心から話し合え、歩みよれる親として、また子供の立場を理解するのが速いと、長男にも中二の長女にも喜ばれています。子供たちが私を認めてくれ、私もまた、素直に子供たちを認めることが出来るようになりました。これも子育ての学びの場のおかげです。
ある日、長女はテストの成績が悪かった事で、父親と祖父から怒られました。すると
「お母さん、私あとで食べるわ」
と、朝食を一緒にしたがりません。私が
「何故?」
と、聞くと
「お父さんもお爺ちゃんも私の顔を見ると“勉強せ”とか“怠けんと一生懸命やらんとあかん”とか“解らんことあったらすぐに先生に聞かんとあかん。なんでそこまで放っておいたんや”とか次から次へと言って、食事おいしくないし顔合わせたくない!」
と、言います。私は、長女に
「お母さんから見たらよう頑張ったように見えたけれど、結果が悪くってガッカリしたでしょう。振り返ってみて学習の仕方を変えるとか、もう一度自分なりに考えてみたら? もう結果が出てるんだったら次に頑張るしかないね」
と勇気づけのいろいろを試してみました。長女は私に心を開きました。自分でもよい成績を取ろうと思ったのに、でた結果が悪かったのだから、本人は落ち込んだ様子。 まだ長女には不得意科目が多すぎて、学習に対してのねばり・自信がないように見えました。本人のやる気をくじかぬよう私も精一杯勇気づけました。2~3日して長女は
「今度頑張るね!!」
と、力強く言いました。私も、大きく頷きました。長女は
「お母さん“子育ての学びの場”受けてくれてありがとう!」
と、言ってくれました。私も嬉しくって
「あなたのおかげよ」
と、伝えました。また
「お父さんもお爺ちゃんも、お母さんみたいに受けてくれればいいのに」
と、言ってくれた長女の言葉を、その通りだと私も思いました。家族のなかで一人はとても弱い。でも、心の大きくなった分負けられない。この長女には、毎週の子育ての学びの場を受ける前に
「今週は何習うん」
「あのね、今日は・・・」
と、本を読んで予習する私に聞きにきていました。私は
「こんな時、こんな風に言ったらあかんね」
と、長女は
「お母ちゃんいつも言ってる」
などと、それで長女も“子育ての学びの場”の教えを少し把握しているので、
「先週習ったのに、お母さんそうじゃないでしょう」
なんて生意気に言ってくるのが嬉しいです。お嫁に出す前に、娘の箪笥に“子育ての学びの場" "ティーンエイジャーのための子育ての学びの場”の教科書を入れておくことにしよう、宝の本を。何年か先のことを思って楽しみに、親子で子育ての学びの場の教えが浸透してきたようで嬉しい毎日です。
本当にいい子育ての学びの場・STEP勇気づけセミナーに、めぐり会えて皆々様に感謝しております。







