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2015年10月26日 [子育てコラム]

感情的にならずに子育てすること

子どもがわがままを言ったり、聞き分けがなかったり、わざと親を困らせるような言動をした時
イライラせずに対応するのはとても難しいことです。親に余裕がないと、つい怒鳴ったり、イライラした口調で子どもを責めてしまうものです。

ところが、この「怒り」の感情は自分自身が作り出したものである、というのがアドラー心理学の考え方なんだそうです。ベストセラーの「嫌われる勇気」(岸見一郎氏著作)という本にそのことがわかりやすく書かれています。例えば、怒り心頭で怒鳴っている最中に電話がかかってきた時、冷静に電話に出ることができるであろうという例が挙げられています。つまりコントロールできるということです。

STEPの勇気づけを実践する際も、感情的にならないことが非常に重要になります。どうしたら感情的にならずに対応できるのでしょうか。これについて、私自身は当初、親である私が我慢するしかないのではないか、と感じていました。日常の私は、子どもが何かやらかすと、瞬間湯沸かし器のようにキレてしまうことが多かったからです。

ところが、これは訓練で変わるものなのです。私がSTEPを受講して1ヶ月半がたち、以前より怒鳴る回数は減ったように思います。しかも私が怒るのを我慢しているというわけでもありません。保育園に行きたくないと泣き喚く2歳児を相手にするのはかなり大変ですが、怒ったり怒鳴ったりはしなくなりました。

子育てには正解がないので、自分の対応が正しいのかどうか悩むことがあります。私自身もずっと、どうしたらいいのか試行錯誤してきました。そんな時の拠り所になるのが、STEP勇気づけセミナーで学んだ子育て法です。しかり方で悩んでいるお父さん、お母さん、是非ご一緒に学びませんか。
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