2021年11月01日 [Default]
「正解」を知って「最適解」を見つける
11月に入りましたね。
急に寒くなったと思いきや、まだまだ暑い1日もあったり…、毎日着る服で迷子になりそう（笑）
週末は伯母の葬儀があり帰省していました。
久しぶりに従姉妹と話す機会もあったり、父母や叔父叔母の元気そうな顔も見られました。
さて、今日は、「正解」と「最適解」について私が感じていることを書きたいと思います。
「最適解」と言う言葉をよく耳にするようになりました。
「正解」と比較されて、似ているようで全く異なるもの、
そして、
「正解」ではなく「最適解」を模索することが望ましいといった意見をよく目にします。
例えば、子どもの習い事に関して、子どもが「テニスを習いたい」と親に言ったとします。
親も子どものやりたいを尊重して「テニスに通わせたい」と思ったとします。
ところがいざ、習わせようとすると、「月謝が高い」、「送り迎えの都合がつかない」など、テニスを習わせるにあたって親にとっての問題が生じたため、テニスを習わせることができなかった場合、
親も、子どもも、子どもがテニスを習うことができるように問題解決の模索をします。
その結果は、
テニスをやっている知り合いに頼む、
だったり、
市がやっている教室を探してみる、
だったり、
家計をやりくりして、時間とお金の都合をつける
だったりします。
STEPでいうところの「問題解決の模索」は「最適解を出す」こととイコールだと感じています。
「最適解」は、二人以上でコミュニケーションをとりながら意見を合わせたもの。
そこにはお互い多少の妥協点も含まれる場合もあります。
一方、「正解」はそれぞれの心の中にある答えだと思っています。
ですので、この場合は、子どもにとっても、親にとっても、「テニスを習うこと」に対してそれぞれ心に思い描いていたものが「正解」になるのかなと感じました。
それぞれが、それぞれに「正解」を持っていて、
その「正解」に近づけようとコミュニケーションをとりながら、「最適解」を見つけていく。
「最適解」を見つけるためには、相手を思いやったり、尊重したり、譲れない部分を見つけたり。
その過程に沢山の学びがありますね。
そして、より正確な「正解」を知っていないと、「最適解」は見つからない。
そう思うと、自分が持っている「正解」を知ることの大切さも理解できます。
「正解」を知ることは、自分自身を知ることだと思います。
先日他界した大好きな伯母は旦那さんと有機農家を営んでいました。食事にも気を使っていたのですが、定期検診を受けていなかったために癌が発覚した時には余命３ヶ月と言われ、治療前に亡くなってしまいました。
通夜の時に会った伯母の顔はとても安らかでした。闘病もなく、辛い治療を受けずに済んだことを思うと良かったなとも思えば、
残された旦那さんや家族の悲しみを思うと、例え自分が必要ないと思ったとしても、家族のために定期検診を受けることの大切さも身に染みて感じました。
私たちは、一人で生きているわけではないのだということ。
すぐそばにいる大切な人達と心地よく生きていくために、
「最適解」を模索し続けることは大切。
そんなことを思いました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
STEPリーダー
竹田亮子
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